防災論②です。
低平な新潟市は、万一複合災害に見舞われた場合に「どのように壊れていくのか」。
災害発生時に計画どおりの対応ができる可能性は高くありません。これは都市の構造によって生じる現象といっても良いと考えます。
今回はこの現象を医療現場のトリアージを援用した「空間トリアージ」という概念を用いて、災害時に都市がどのように運用されるのかを整理してみました。
前回は、新潟市という都市がどのような地理的構造を持っているのか、その概略を中心に記述しましたが、今回は地理的に低平な新潟市が万一複合災害に見舞われた場合に「どのように壊れていくのか」、そして現在の防災計画では十分な対応が困難になる可能性があるにもかかわらず何故それを計画に記載できないのかなど、複数の視点から思考実験を試みました。